雪国でのママさんダンプの知名度は高いですが、パパさんダンプもあることはご存知ですか?
「どうせママさんダンプに対抗して作ったパパさん用のダンプでしょ、大きいだけでしょ?」と思ったあなた!ただ大きいだけじゃないんです。いろんな工夫がされているんですよ~。
そこで、雪国で暮らす道産子の私がパパさんダンプとママさんダンプの違いをわかりやすく解説します!
パパさんダンプとママさんダンプの違いは?
【新潟の除雪用品】パパさんダンプ 補強付き スノーダンプ【沖縄・離島不可】
ママさんダンプ大 3,388円
引用元:https://tcss.vivahome.com/product/
パパさんダンプは柄が長い!
パパさんダンプとママさんダンプの違い、そのいちばんの特徴は柄の長さです。
- パパさんダンプは約87㎝
- ママさんダンプは約60㎝
身長178㎝男性の「持ち手が高くて楽だったよ!」との口コミを発見!
掃除機をかける時も使いやすいように柄の長さを調節しますよね。
屈みながら掃除機をかけると、てきめんに腰を痛めてしまいます。
雪かきも屈んだまま行うと、後で「イタタタ~」となるので、この27㎝の差がとっても大事なんですね!
パパさんダンプは受け皿が大きい⁉
受け皿が大きい方がたくさんの雪を乗せて運ぶことができるので、除雪時間も短縮できます。
- パパさんダンプは、幅58㎝×奥行き71.5㎝×高さ17㎝
- ママさんダンプは、幅58㎝×奥行き71.2㎝×高さ17㎝
奥行き71.5㎝と71.2㎝・・ん?あまり変わらないですね。
というよりほぼ同じですね!逆に奥行0.3㎝の違いが気になります。
パパさんダンプは重い!もっと重いママさんダンプがある⁉
- パパさんダンプは5.1㎏
- ママさんダンプは4.3㎏
パパさんダンプが800g重たいですが、それほど差はないですね。
ここで重大発表なのですがママさんダンプには小・大・そして特大サイズがあります。
この特大サイズ、何を思ったか重さは5.4㎏!パパさんダンプより300gも重たいではありませんか⁉
ママさんダンプ特大
引用元:https://tcss.vivahome.com/product/
どうしたものかと販売代理店であるセーブ・インダストリーの担当者さんへ尋ねてみました。
パパさんダンプ誕生のせいか、ママさんダンプ特大サイズは廃盤になってしまったそうです。
さすがに特大サイズを自由自在に操るママさんは少なかったのでしょうね・・
ママさんダンプの2倍の強さ!
パパさん&ママさんダンプともにプラスチック製ですが、先端はステンレスで補強されているので、勢いよく雪山に突っ込んでも、よほどでない限り壊れません。
でも、ママさんが雪をひとすくいするところ、パパさんは頑張ってふたすくいします。
さすがにそれが続くと、受け皿と柄の接続部分が折れやすくなるため、パパさんダンプは支柱で補強されています。
キャッチフレーズ「ママさんダンプの2倍の強さ!」の秘密です。
雪の離れ具合は?
パパさん&ママさんダンプは、重たい雪を捨てる時でもサッ‼と雪が飛んで離れるように工夫されています。
雪離れの良し悪しはママさんダンプを選ぶ時に欠かせないポイントです。
なぜなら、ママさんダンプに積んだ雪をいざ捨てようとすると、雪が底面にひっついて取れないことがあります。
そんな時はママさんダンプごと上下にゆすったり、裏面を足で蹴って雪を落とします。え?私だけ?
雪が重くてママさんダンプ蹴飛ばしたら豪快に割れた pic.twitter.com/VdImBDDuqE
— ちあキング (@chiaking5835) March 19, 2022
こちらにも蹴とばす方いらっしゃいました(^^;)お互い気をつけましょう!
パパさんダンプは方言なの?
ママさんダンプ同様、パパさんダンプも方言なのか?との疑問を解決するべく、販売代理店へ確認しました!結果、パパさんダンプは方言ではなく、れっきとした商品名です!
まとめ
ホームセンターでパパさん&ママさんダンプを見比べて、「さぁどちらを買う?」となった場合、パパさんダンプを選んでしまうとママが使えません。除雪はパパの仕事になってしまいます。
そのため、パパ、ママどちらも使えるように赤のママさんダンプを買う方が多いのだと思います。
でも特に背の高いパパは、柄の短いママさんダンプを使って腰を痛めないよう、十分に吟味して身体に合ったスノーダンプを購入してくださいね!