コインランドリーにズラリと並ぶ乾燥機、どれにしようか?乾燥時間は何分?なるべく早く、安く乾燥させたいから悩みますよね。
洗濯物の量がわかれば適切な乾燥機の容量を選ぶことができ、乾燥時間も短縮できます。
また、湿気の多い日は布団がジメッとして気持ちが悪いですよね。
お日様も出ていないので天日干しも難しい・・そんな時はコインランドリーの乾燥機が大活躍します。
ただ乾燥するのではなく、温度と時間を工夫すればダニ退治もできて一石二鳥です。
衣類の乾燥時間の目安と短時間で乾燥させるコツ、そして羽毛布団や敷き布団に適した乾燥時間についても調べてみました。
乾燥機の基本となる乾燥時間は?
乾燥機のサイズは8㎏、14㎏、25㎏などがあります。
コイン型乾燥機であれば、どのサイズでも1回100円〇分間となっています。
〇分間というのは乾燥機の容量やお店によって乾燥時間が違うからです。
私のやり方をご紹介します。
- 乾燥機の容量にかかわらず、200円を入れて乾燥機を回します。もちろん、洗濯物が少ない時は100円で様子を見てもOK!
- 乾燥機が止まったら、洗濯物を確認します。
- 乾きが早い化学繊維など、すでに乾いている衣類があれば取り出します。
- もう少し乾燥が必要であれば100円追加、まだまだという時は200円追加します。
コインランドリーに張り付きになりますが、こうすると余分な料金がかからないし、乾燥させ過ぎて生地を傷める心配もありません。
乾燥時間はお店によってこんなに違う!
同じ25㎏の乾燥機ですが、100円で8分乾燥できるものがあれば、5分しか乾燥できないものもあります。3分の差は大きいですね。
なるべく乾燥時間を長く設定しているお店を選びましょう。
そして、経済的で無駄なく乾燥させるにはもうひとつ、大事な事があります。
それは洗濯物の量に合った適量サイズの乾燥機を選ぶことです。
洗濯物が適量ライン内であれば良いので難しく考えることはないのですが、ここが早く安く済ませる重要ポイントです。
洗濯物の量にあった乾燥機を選ぼう!
適量サイズと言われても、慣れないうちは洗濯物の量よりも容量の大きい乾燥機へ入れてしまい、「あれ?大きすぎた?」となること、ありませんか?
私も最初のうち、大きい方が早く乾くのでは?とそのまま乾燥したのですが、100円で5分間乾燥させるより、適量サイズで10分乾燥させた方がより早く乾きました。
最初に何人分を何日分出すかがわかれば洗濯物のだいたいの重さがわかるので、乾燥機の容量を選ぶ目安になります。
毎日私たちが着るワイシャツやズボン、スカート、下着といったごく普通の衣類一式を重さにすると約1.5㎏になります。
バスタオル、シーツ、タオルケットをまとめると約1.8㎏になります。
あくまでも基本的な量なので、これに作業着など追加する時は衣類の重さを足してくださいね。
1人分にピッタリな乾燥機の容量は?
1日 | 2日 | 3日 | 4日 | 5日 | 6日 | |
1人 | 1.5㎏ | 3㎏ | 4.5㎏ | 6㎏ | 7.5㎏ | 9㎏ |
1人あたり6日分の衣類とタオル類をまとめて洗うとします。
6日分の衣類9㎏とタオル類1.8㎏の総量は10.8㎏。
8㎏の乾燥機ではオーバーなので、かえって乾燥時間がかかります。
余裕を持って乾燥機14㎏にすれば、多少洗濯物が増えても大丈夫です。
2人家族にピッタリな乾燥機の容量は?
1日 | 2日 | 3日 | 4日 | 5日 | 6日 | |
2人 | 3㎏ | 6㎏ | 9㎏ | 12㎏ | 15㎏ | 18㎏ |
2人の6日分は衣類18㎏、タオル類(1.8㎏×2)を入れると21.6㎏になり、乾燥機25㎏がベストです。
4人家族にピッタリの乾燥機の容量は?
1日 | 2日 | 3日 | 4日 | 5日 | 6日 | |
4人 | 6㎏ | 12㎏ | 18㎏ | 24㎏ | 20㎏ | 24㎏ |
1日分は約6㎏なので乾燥機8㎏なら多少洗濯物が増えても大丈夫です。
2日分は約12㎏なので乾燥機14㎏が良いでしょう。
6日分の衣類とタオル類では衣類36㎏+タオル類(1.8㎏×4)=43.2㎏なので乾燥機25㎏が2台必要です。
乾燥機が少ないお店だと空いていないこともありますよね。
私も2台必要な時は空いているかドキドキしながら、空いていることが多い早朝に行くことにしています。
敷き布団や羽毛布団の乾燥時間は?
乾燥機へ入れる前に乾燥機に入れても良い布団かどうかを確認しましょう。
敷き布団や羽毛布団をコインランドリーで乾燥できるかどうかの見分け方はキルティング加工がされていることと、タンブラー乾燥ダメマークがないことです。
※こちら、タンブラー乾燥ができないマークです。
濡れた羽毛布団の乾燥時間は?
洗濯後の濡れて小さくなった羽毛布団は乾燥機14㎏に入るかもしれませんが、乾燥すると大きくなるので25㎏を選びましょう。
羽毛布団1枚を乾かすには乾燥機25㎏で約50~80分かかります。
結構かかりますね!でも生乾きだと羽毛がペタッとなるし、雑菌・悪臭も出てきます。
コツとしては、乾燥機が止まるたびに羽毛布団をひっくり返して、まんべんなく乾燥させます。
乾いたかな?というところで、羽毛布団を押してみて、羽毛が固まっていないか確認しましょう。
固まったところがあれば追加乾燥が必要です。
乾燥し過ぎると生地を傷めることになるので、様子をみながら乾燥させましょう。
濡れた敷き布団の乾燥時間は?
布団の素材によって乾燥時間が変わるので、まずは素材を確認しましょう。
- 化学繊維(ポリエステル100%)は約20分
- ポリエステルと綿の混合は約30分
- 綿100%は約40分
※シングルサイズ1枚の乾燥時間です。敷き布団も完全に乾燥させましょう。
湿った布団を乾燥させたい時は何分が良い?
洗濯はしないけれど、ジメジメした布団を乾燥させたい時にもコインランドリー乾燥機は優秀です。
60度以上の高温で20~30分乾燥機するとダニ退治にもなります。
※乾燥機内でタンブリング(回転)することで、布団からダニの死骸が振り落とされます。
こちらの乾燥機は標準が70度、低温は50度、毛布は60~80度を自動で上がり下がりする設定です。
湿った羽毛布団や敷き布団は標準か毛布コースで20~30分乾燥し、ダニ退治も一緒にしてしまいましょう!
ラグと夏掛け布団の乾燥時間は?
ラグ1枚と夏掛け布団2枚を一緒に乾燥機に入れたところ、乾燥機25㎏の適量ライン内でした。
「標準」コースで、完全に乾燥するまで8分×3回=24分かかりました。
結果はこんな感じ(↓)です。少しシワはありますが、麻が5%入っているからかもしれません。
注意書きには「必ず洗濯ネットをご使用ください」とありますが、ネットに入れ忘れました!
しかも後で「タンブラー乾燥ダメ」マークがあることに気が付きました。
その後、何でもなかったことに味をしめて洗濯ネットに入れず、コインランドリーでガンガン洗濯&乾燥していますが、風合いは変わらないです。
機械が進化しているのもあるでしょうが、この敷物も優秀なのだと思います。
ちなみに靴やスリッパもコインランドリーで洗っています。
こんな大雑把な私でもコインランドリーで乾燥できない物がこちらです。
まとめ
コインランドリーを使いはじめの頃は「大きい乾燥機の中で回せば、それだけ洗濯物が温風に当たるから早く乾くに違いない」と、ややしばらく25㎏の乾燥機ばかり使い、毎回500~600円使っていました。
たまたま乾燥機14㎏に入れたところ、200円で済みました。
そこでようやく適量ラインの意味に気が付きました。
私のような変な思い込みをする方はいないでしょうが、もし漠然と乾燥機を使っていらっしゃるのであれば、ぜひ参考にしてみてください。
また、コインランドリーへ布団を持って行くことは大変ですが、乾燥後の布団はダニの心配もなく、フカフカで気持ちが良いです。
お近くにコインランドリーがあれば、是非お試しくださいね!