2021年12月にあさイチで紹介された、安い牛肉が驚くほど柔らかくなる食材、それは舞茸でした。3月22日の再放送で初めてこの情報を知りました。
ここだけの話、我が家のすき焼きは牛ではなく豚です。でも安い牛肉なら豚肉と同じくらいの値段で買えるじゃないですか!というわけで、近所のスーパーへ飛び込みました。
今日は給料日でもなんでもないのに牛肉を使ったすき焼きですよ!はて、柔らかくなっているのかな?
舞茸と牛肉で簡単下ごしらえ


北海道産牛ロースうすぎり250g20%引きで約1,000円×2パック。まいたけ120g1パック。

このまま何もしなくても美味しいんじゃない?
そうかもしれません。赤札を見てつい買ってしまいました。そして・・


舞茸が持つ酵素を最大限に生かす為にみじん切り。この酵素がお肉を柔らか~くするそうです。
これ、ちょっと面倒くさいな~と思いましたが、やってみるとサクサクとリズムに乗って切れました。ちょっと楽しかったです。

あさイチではサランラップに肉を広げて、みじん切りの舞茸をのせてたけど?
そんなことはできない私。ジップロックの中で勝手に舞茸酵素なるものが活躍してくれるに違いありません。このまま3時間ほど冷蔵庫に入れておきましたが、2時間くらいでも良いそうです。
しゃぶしゃぶもいいけど、すき焼きもね!
もっとも簡単なしゃぶしゃぶを捨てて、すき焼きにしたのは手作りタレを試してみたかったんです。

いつもはすき焼きのタレを使うのですが、どうも甘すぎるな~というのが悩みでした。
でもみりん、醤油、トマトジュース、水を各100㏄ずつ混ぜるだけ。鍋に入れて煮立たせて置いておきました。


具材をあれこれ煮ました。なんともザックバランなすき焼きですみません。性格あらわれてますよね。
すき焼きだと細かい舞茸が入っても何の不思議もありません。
そしてこのタレ。トマトジュースと言われてもわかりません。コクがありながらサッパリしてるので、市販のタレよりもたくさん食べられます。
写真にはないですが、親指大くらいの千切りショウガも入れました。最初は恐る恐る入れていたのですが、ショウガが良い仕事をしていたので結局全部いれました。ショウガ正解です!

肝心のお肉は柔らかくなった?


はい。左は舞茸なしの牛肉。もともと柔らかい肉だったのですが、すこ~し牛肉特有の味がします。
そして右の舞茸をまとった牛肉はもっと柔らかくなっており、嫌な牛肉の風味が消えてます。というか美味しくなっています。
これが舞茸効果⁉柔らかさと風味が数段アップするなら、やらない手はありません。舞茸切るくらいなんてことありませんよ!
豚バラ肉の塊も柔らかくなる⁉
豚肉が安かったので、舞茸漬けを試してみました。




今回はジップロックではありません。
深め皿にラップを敷き、その上にみじん切り舞茸、そして2つに切った豚バラブロック、その上から舞茸をのせて、ラップでくるみ、冷蔵庫で約1時間。
この豚バラ肉と大根、ショウガとタレ(日本酒、みりん、醤油、水を100㏄ずつ、砂糖を大さじ3くらい)を入れて、圧力鍋で10分です。
今まで「圧力鍋なら何でも柔らかくなるっしょ?」と思ったら大間違いで、特に肉の塊、特に赤身は硬かったんです。でも今回は柔らかくなりました。写真でみると硬そうにも見えますが、簡単にほぐれてトロトロです。もちろん大根も形そのままに味が染みてました。
まとめ
さすがあさイチ、期待を裏切らない情報番組です。
今回のすき焼きは牛肉だけでなく、豆腐やしらたき、そしていつもわき役で終わる春菊が思いのほか、美味しくなっていて、牛肉と並ぶ人気をはくしました。これもタレと舞茸の力なのかしら?
すき焼きのタレはメーカーさんには申し訳ないのですが、もう買わないかもしれません。
そしてこれから特売のお肉を見つけたら、舞茸にまぶして冷凍しても良い味が出せるのではないかと思います。
冷凍バージョンは実食したら追記してご報告いたします。舞茸+お肉を使ったすき焼きや豚の角煮はぜひ試してみてくださいね。