白老にウポポイが誕生してからあっと言う間に新しくて美味しいお店が町中にたくさん誕生しました。もともと良い素材であふれていた町であったことを改めて認識します。そして観光インフォメーションセンターである白老ポロトミンタラにはお土産選手権に出場しそうな選手たちが勢ぞろいしています。ちなみにアイヌ語で「ポロト」は「大きい沼」、「ミンタラ」は「庭」という意味だそうです。
白老の代表選手しらおい牛
牛の里 ビーフハンバーグ
白老牛100%で出来ているハンバーグは白老牛のレストラン&直売店である牛の里で味付けされているので、そのまま焼くだけでお店の味に!
5個入りで1,080円(税込み)は自宅用でも良し。1個あたり110gです。
家では油をひかずにフライパンで焼きました。冷凍のまま焼いたので蓋をして15分ほどで中まで火が通りました。中はフワフワです。味付けは何もしなくてもバッチリですがマスタードをちょっとつけて食べるとより、美味しいです。
徳寿ファーム サーロインステーキ
白老に新しくオープンした「徳寿ファーム牧場レストランKANTO」では200gのサーロインステーキは7,000円。こちらの「サーロインステーキ用200g 3,200円」ということは半額!
日頃頑張ってくれているお父さんへのお土産にいかがですか?
しかしこんなに高級なお肉なのに手書きのプレートがなんとも言えません。。。
虎杖浜(こじょうはま)のたらこは世界レベルで美味しい
白老から車で登別温泉方向へ20分ほど走ると虎杖浜です。虎杖浜って読めました?虎の杖って?
虎杖はいたどりとも読みます。いたどりは植物の名前です。その植物の根を痛み止めとして使うと、痛みが取れることから「いたどり」と命名。そしていたどりの根は杖になるほど丈夫であり、その根が虎模様なので「虎杖」という漢字になったそうです。
そのいたどりがたくさん生えていた浜が虎杖浜。実はたらこの激戦区⁉です。
数あるたらこ専門店の中で私のお気に入りはこの1パック200g1,080円の化粧箱入りたらこです。
10センチほどのたらこが9本も入っています。化粧箱に入っているのでお土産にも最適です。
塩気がちょうど良くて、甘くて、柔らかい粒々たらこです。あったかいご飯に乗せたら10杯はお代わりできそうな美味しさです。おにぎりに入れても最高!
こんな離れ業たらこもあります。たらこの太さが二倍の山わさび味‼
ピザはピザ職人育成アカデミーの卒業生仕込み⁉
ちょっと買って行こうかな?と思えるお手頃価格。でも本格的なピザ感が伝わってきます。
町の居酒屋で人気物のピザだったのに、コロナ禍の影響で店が閉まってしまいました。でもピザの復活を願う声が強く現在ではここ、ポロトミンタラとスーパーくまがいでのみ購入できます。
焼く前に生地の耳に霧吹きで水を与えると硬くならないと書いてあります。それを読まずに焼いた時は確かに硬かった・・すでに一度焼いているのでフライパンに蓋をして軽く温めれば美味しく食べられます。
ちなみに私はオーブン、フライパン、魚グリルで試したところ、魚グリルが一番美味しく焼き上がりました。
クアトロフォルマッジは4種類のチーズが入っていて贅沢な味わいです。それが734円(税込み)で味わえるなんて!と感激します。ピザ生地は薄目でどちらかと言うと大人向けのピザです。
「ボスカイオーラ」はイタリア語できのこをたっぷりと使った料理という意味。これも椎茸とベーコンが入っているのですが、「これ本当に椎茸なの?」と迷うほどオシャレに味付けされています。皆さんにも食べてもらって本当に椎茸なのか?もしかして新種の椎茸?などと語り合いたいです。
白老のよもぎ和菓子はよもぎ感が濃厚
よもぎにはビタミンA、B1、B2、C、E、葉緑素、食物繊維、タンパク質、カルシウム、鉄、カロチン、葉酸がバランス良く入っているそうです。
餡は甘さ控えめだし、スイーツというよりもしや健康食なのでは⁉
白老ベーカリーショップななかまど
ノヤとはアイヌでよもぎ。独特の香りと薬効で病魔を追い払う力があると信じられていたそうです。
「ななかまど」の「ノヤの鐘」10個入り 1,080円(税込み)
もっちりした生地で和菓子とパンの中間のようです。白老やその近郊で採れたよもぎを使用しておりよもぎ感が強いです。
白老若草本舗
有名な老舗和菓子店「若草本舗」の草だんご550円(税込み)は「天皇陛下献上菓子」と書かれてあり冷凍コーナーに鎮座しています。
若草まんじゅう6個入り630円(税込み)はレジ前の常温コーナーにあります。
若草まんじゅうの皮と草だんごは少し硬めですが、こちらもよもぎの風味が強くて餡は甘さ控えめです。昔ながらの製法をつらぬいているという感じです。
他にもまだある白老の名産品
ブーランジェリーNishioのパン
あっという間に売り切れてしまうパン屋さん。ここでしか買えない物に人は弱いです。
粒ピーナッツと自家製練乳ミルクの2種類が入ったプチパン230円(税抜き)です。
写真を撮ろうにも猫がその匂いに引き寄せられて危うく食べられそうに( ゚Д゚)ちょっと食べてる⁇
たらこせんべい&白老和牛コンビーフ
白老和牛コンビーフは発色剤など添加物を一切使用せず塩だけで仕上げたこだわりの逸品だそうです。
この他にもまだまだ紹介したいお土産がたくさんあります。白老の両隣にある苫小牧市や登別市、室蘭市の名産品も置いてあるので、お土産や自分用としても欲しい物がきっと見つかりますよ。
可愛いアイヌの絵柄も増えました
なんとも可愛らしいタンブラーを発見しました。1個880円(税込み)です。
熊、フクロウ、リス、ウサギ・・誰を連れて帰ろうか?上げたい人の顔も浮かんだりして迷います。
エント茶はシソ科のナギナタコウジュ。アイヌの人たちが日常的に飲んでいた薬草茶です。風邪や二日酔いに効果があるそうです。1箱10包入り540円(税込み)です。お味は???
ガチャは玄関にあります!1回300円なり。
カフェスペースで一休み
もうこれはお洒落なカフェでしょう。休日でもさほど混雑していないのでゆっくり出来る素敵な空間。フリーWi-Fiも使えます。
ポロトミンタラキッチンでコーヒー(200円)、ソフトクリーム(350円)、ブーランジェリーニシオのパン(230円~)など買ってここで食べながら興奮状態の神経を落ち着けて、、、再び出陣です!
ポロトミンタラ(駅北観光インフォメーションセンター)へのアクセス
ポロトミンタラは白老駅からすぐ見える位置にあります。
JR白老駅北口から出て、徒歩3~5分ほどで到着です。お車の方は広い駐車場があります。
ポロトミンタラにあるコインロッカーに荷物を入れるとウポポイ観光も身軽です。
もちろん観光センターなので観光スポットなどを教えてくれるスタッフさんもいらっしゃいます。
施設内トイレの他に24時間使用できるトイレもあるので、もはやここは道の駅でしょう⁉
ポロトミンタラ(白老駅北観光インフォメーションセンター) 住所:白老町若草町1丁目1番21号 ℡:0144-82-2166 営業時間:8:00~18:00 定休日:年末年始(12/29~1/3)
まとめ
白老は行けば行くほどその魅力を再発見する町です。住宅街にある老舗の和菓子店や白老牛専門店、スイーツ、パン屋さん。でもあちこちに点在しているので、たとえ車で移動できてもお土産を探すのは一苦労。そんな時はぜひポロトミンタラをのぞいてみてください。
美味しくてお手頃価格の美味しいグルメや新しく生まれたアイヌのキャラクターグッズが絶対に見つかります。私もまだまだ探している途中です。